makoの資産運用ブログ

資産運用額約1000万円で運用中。投信、ロボアド、ソーシャルレンディングの成績公開していきます。転職経験が多いので転職ネタもつぶやきます。

新築マンション購入は薦めません(その3)

新築マンションネタ、3回目です。書くことが多くてなかなか1回では書ききれないんですよね。今日はマンションの維持管理費についてです。
新築マンションを購入するとき契約前に不動産販売会社から重要事項の説明が必ずあります。このとき、一番重要な情報がマンションの維持管理です。これはお金も住民の労力もかかることです。維持管理費とは修繕積立金、管理費、駐車場代、ケーブルテレビの料金など毎月かかる固定費です。この維持管理費は曲者で購入時は安く押さえられていることが多いです。何故ならば、購入時に高い維持管理費を示したら購入者が減ってマンション販売員業者も困るからです。ワタシか買ったマンションも管理費と修繕積立金は2~3年ごとに上がっていきました。売却時には維持管理費が入居時の1.5倍まで上がりました。マンションは築年数がたてばどんどん傷んで来ますので大規模修繕のときに凄くお金持ちがかかります。修繕積立金はうなぎ登りに上がっていくのは間違いないです。また、災害大国の日本では地震や台風、水害などでマンションが被害を受けたら修繕費用は飛躍的に上がるでしょう。私が住んでいたマンションも東日本大震災震度6強の揺れに襲われ大きな被害を受けました。マンションの一部の階に大きなヒビが入り多額の費用を掛けて直すことが管理組合で決まりました。また、私が住んでいたマンションは地震保険に入ってなかったので余計に高額な工事費用が掛かってしまったんですね。管理組合で地震保険に新たに入ることも決まり、これらの負担は当然、住民税に降りかかります。工事費用と地震保険代はそれぞれ修繕積立金と管理費に上乗せされて住民の負担はかなり重くなりました。最近の北海道の地震や関西の台風、西日本豪雨でも大きな被害を受けたマンションは沢山あったはずです。不動産を購入することは災害リスクや毎年上がる修繕費用を受け入れることでもあります。マンション販売会社は当たり前ですが、このような情報は絶対に教えてくれません。
賃貸の家賃より不動産購入したほうが経済的なんてことは断じてありません。不動産会社のポジショントークであることを肝に命じましょう。