makoの資産運用ブログ

資産運用額約1000万円で運用中。投信、ロボアド、ソーシャルレンディングの成績公開していきます。転職経験が多いので転職ネタもつぶやきます。

後頭部の痛みの経過状況

こんにちは 今年の10月下旬ごろから後頭部の痛みに苦しんできたmakoです。今までもブログに書いてきましたがここで少し経過を整理してみたいと思います。

10月初旬、朝起きた時に後頭部右側に首をひねった時鋭い痛みを感じて、会社を急遽休んで、近所の脳神経外科を受診。症状を担当医に話すととりあえず頭部と頚部のMRIを撮ることになった。MRIは初めてだったが頭部を20分以上閉鎖された空間で固定されてMRIの作動音はやかましいし結構苦痛。撮影画像をみて担当医は頭部、頚部の血管や脳に特に異常はみられないので整形外科の受診してくださいと言われた。頭痛なのに本当に整形外科受診でいいのかなとこの時はちょっと半信半疑でした。

その後、1ヶ月くらいは症状は治ったので放置していたが、11月下旬にまた、首をひねった時に後頭部側頭部に激しい痛みを感じたのでもう一度、頭痛専門の脳神経外科を受診。自宅からすこし離れたが頭痛専門ということで安心感がありました。ここでもMRIを撮ることになったがMRIの画像からは頭部、頚部に異常はみられませんと言われ痛み止めを2週間分出しますから様子みてくださいと言われた。痛み止めはトラムセットという薬。

トラムセットを飲みながら数日様子を見るが痛みはさらに酷くなり4日後には首を少し動かしただけで頭に激痛が走り夜眠れないほどの痛みになる。後頭部と枕が接触するだけで激痛が走るのでとても眠れるような状況ではない。たまらず、近所のペインクリニック(頭痛外来)に駆け込み診てもらい、頭部に痛みとめ注射を打ってもらうが痛みは改善しない。ここでも、痛み止めで様子を見るように言われてインフリーという痛み止めをもらった。この薬を3日間ほど飲んだが痛みは治らず、またこのペインクリニックを訪ねて症状が改善しないことを訴えると近所の総合病院の頭痛専門医を紹介された。

この頭痛専門医は麻酔医でもあり後頭部へ神経ブロック注射が専門のようである。後頭部の動脈や神経を傷つける恐れがある少しリスクのある注射である説明を受ける。痛みが激しかったので説明書にサインして後頭部に神経ブロック注射を打つことになった。動脈や神経を注射が傷つけないようにエコーで観察しながら注射針を後頭部患部に刺して痛み止めを注入されました。ちょっと怖かったが注射自体は一瞬で終了。15分間横になってくださいと言われて仰向けで15分休息。15分経って首をひねって痛みを確認すると痛みが完全に取れた訳ではないが首の可動域は確実に広がり少しひねったくらいではほとんど痛みは感じなくなった。神経ブロック注射の威力を思い知らされた。

ところがこの神経ブロック注射も2日間しか効果がなく3日目からは注射する前よりも激しい痛みになり、また夜眠れない状態に逆戻り。頭痛専門の評判の良い脳神経外科を受診するとこの痛みは頭痛ではないね、神経がねじれてると思うから頭痛専門医では直せないよと言われました。ここでようやく整形外科を受診することにしました。

近所の整形外科を受診して今までの脳神経外科での処置や、後頭部の痛みが夜も眠れないくらい醜いと話すと、総合病院の脊椎外科専門医を紹介してもらいました。
翌日、その脊椎外科専門医に今までの経緯を話すと、首を回す機能のある脊椎に異常がある可能性があると言われて頚部のCTを急遽撮ることになりました。CT画像を見て担当医が脊椎の一番上部にカルシウム沈着(つまり骨)があり、それが首を回した際に神経を圧迫して鋭い痛みの原因になっているのだろうとの見解を示してくれました。非常に珍しい症例ですが、過去の論文ではロキソニンなどの痛み止めやステロイドなどの抗炎症剤で寛解するとのこと。かなり遠回りしましたが、やっと頭痛の原因がわかった訳です。セレコックスという非ステロイド性消炎鎮痛剤とステロイド錠剤を2週間分もらって様子を見ることになりました。4日目くらいから痛みがかなり収まり首を大きく動かしても大きな痛みは感じなくなり夜眠らないということもなくなりました。ただ、ステロイド錠剤はすぐにやめることができず、少しづつ投薬量を減らしながらやめていかなければならないちょっと面倒な薬です。抗炎症剤としての機能は高いのですが副作用(高血糖、むくみ)も大きく誰にでも使える薬ではありません。私も血糖値は高くないか念を押されました。糖尿病の患者さんには禁忌の薬なんですね。
 今の所は薬の処方でだいぶ痛みは収まりましたが完全に治っている訳ではないし、ステロイド投与をやめたらまた症状が悪化するのではないのかという心配もあります。年明けの1/4に再度、経過観察のための受診があるのでそこでの状態でステロイド投薬を減らして様子を見ることになりそうです。

今回の教訓はやっぱり医師の診断を信じるべきだったということです。最初の脳神経外科の先生の診断は正しかった訳ですから素直に整形外科を受診していればここまで処置が遅れることはなかったはずです。眠れないのは本当に辛かったですね。頭を枕に置くだけで激痛が走るんですから。1週間以上、机の上で座って寝ることになったのは本当に大変でした。