今年読んだお勧め本です(その2)
今年のお勧め本の続きです。私は投資をやっているのでどうしても投資の本や経済の本が主になりますがそれらばかりを読んでいるわけでもありません。派遣社員という立場上、社会問題や貧困問題の本も結構購入して読んでいますよ。
●お金は寝かせて増やしなさい 水瀬ケンイチ
インデックスファンドの積立投資の重要性を説いている本です。ウェルスナビなどの手数料の高いロボアドバイザーには否定的なスタンスの方です。水瀬ケンイチさんは資産運用ブロガーとして業界では有名人です。リーマンショック前から積立投資を始めてリーマンショック暴落時にも売らないでひたすら積み立てて現在は大きな利益をあげている水瀬さんですから説得力がありますね。株式積み立て投資を検討している方は読んだ方がいいと思います。
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●武器としての経済学 大前研一
世界経済の課題を大前さんの視点で分析して世界経済の今後の予測をしている本です。少子高齢化に苦しむ日本の経済活性化の処方箋も提案されています。産業界別の分析もされているので個別株を検討している方には参考になりそうです。
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海外インデックスファンドのポートフォリオ構築を勉強するために買いました。この本は米国の投資信託会社(バンガード社など)から直接ETFを買い付ける手法を詳しく書いています。とにかく手数料の安いファンドを組み合わせて長期投資する重要性を説いている本です。後半はポートフォリオの構築例が沢山載っているので非常にためになりますね。
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●持たない幸福論 pha
元カリスマニートphaさんの著作。現代の日本社会での当たり前の慣習(家族をもつ、会社勤めをする、貯蓄する、家を建てるなど)に疑問を投じています。phaさん自身が会社勤めからドロップアウトしてシェアハウス運営や執筆活動で生活して会社員とは別の幸せを見つけている方なので本の内容にも納得してしまいます。私も就職氷河期世代で今は派遣社員ですし、普通の正社員からはドロップアウトした人間なのでこの本の内容には勇気つけられました。現在社会の価値観に疑問がある人にお勧めしたい本です。
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●未来の年表 河合雅司
近い将来の日本の少子高齢化の危機を訴える著書。著者は人口政策の専門家。感情論ではなく統計データを駆使して様々な角度からこの国の近い将来の年金、介護、医療費の危機を炙り出しています。私は読んでかなり背筋が寒くなりました。私が高齢者になる頃の2042年に少子高齢化の弊害が最も顕著に現れると書いているからです(2042年問題)。全国民必読の書と思いますができれば若い世代の人に読んで欲しいです。
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