転職経験談(非正規雇用への転落5)
2社目の派遣先である某大学研究室を契約終了になってから次の派遣先が決まるまで1か月半ほどかかりました。ここが中年派遣社員の悲しいところです。どこの職場も若い人が良いに決まっていますから、中年派遣社員は一度契約終了になると次の派遣先が見つかるまで時間がかかることは覚悟しなければいけません。この時私は大阪の北摂に住んでいて最寄りのハローワークが茨木市にありました。失業給付を受ける手続きのために何度か足を運びました。これだけネットが発達しているのだから失業給付手続きもネットで完結するようにしてほしいですね。今のように最寄りのハローワークでの手続きは交通費も馬鹿にならないしハローワークでの待ち時間も長いしホントに勘弁して欲しいです。
次の派遣先がその時契約していた派遣会社ではなかなか紹介されなかったので別の派遣会社を数社当たりました。そうすると以外にもすんなりと決まりました。ただ、勤務地が滋賀県で私が住んでいた大阪の北摂からは非常の遠いのがネックでした。毎月4万円位の交通費がかかりましたし片道2時間の通勤時間がかかります。朝の早い職場だったので毎日5時半に起きていました。大阪モノレール、阪急、JRを乗り継いで通いました。遠いので勤務地近くのアパートを探しましたが住みたい所がなかなか見つからない。私は親が年金暮らしで保証人を用意できないので益々探す部屋が限られます。関東にすんでいるときは保証人無しでも借りれる部屋が沢山ありましたが、その点関西は遅れています。今時、保証人無しで部屋を借りれないなんて時代錯誤としか思えません。関西の不動産業者も関東のように頑張って欲しいものです。
結局、滋賀県で部屋を探すのは諦めました。京都市付近や大阪の高槻市でも結構さがしましたが、こちらはエリアの家賃が高すぎて手が出ませんでした。
肝心の派遣先ですが誰でも知っている某メーカーの製造部での化学実験作業です。正社員の指導のもと仕事を進めます。正社員のかたは私よりも大分若い人てしたが特に問題のある人ではありませんでした。問題があったのは実験現場で働く中年の女性社員たちでした。良い人もいましたが全体的に意地悪で癖のある連中が多かったですね。こちらが中年の派遣社員ということで様々な場面で見くびられたり軽くあつかわれるのがしんどかったですね。入社前の面接で現場の女性社員と上手くやっていけるかと聞かれましたが、これらの癖のある中年女性社員のことを指していたんだなと働き始めてから納得しました。恐らく、今までも、この癖のある女性社員たちと上手くやって行けなかった派遣社員が沢山いたのでしょうね。この教訓としては、入社の面接や職場見学で変な注文や指摘をするような所はやめておいたほうが無難ということです。彼らは暗にうちの職場は問題がありますから覚悟しておいてねと念を押しているのですよ。そのことに気がつかないで入社しても後の祭りです。ここの職場は仕事自体は面白かったのてすが、私の指揮命令者が現場社員とギクシャクしていることに気がついたのか半年で契約終了になってしまいました。結果的には滋賀県に転居しないでよかったです。