一般論として不動産購入には慎重になるべき
こんばんわ 毎日、中年派遣社員として消耗しているmakoです。このブログのテーマの一つあげは資産運用なので、今回は資産運用のなかで重要な不動産について語りたいと思います。結論は表題の通りで、庶民は不動産を購入するのはやめたほうが良いと思います。もちろん、例外はありますけど、一般的なサラリーマンは購入しないほうが無難です。主な理由は以下の6つだと思います。
①少子高齢化が進んでいるので不動産の価値が下がり続けていること
②流動性が低いこと。転勤/転職などで引っ越す必要があるときにタイムリーに売却や賃貸に出すことは困難。
③大規模災害(地震)による資産価値の低下リスク
④欠陥住宅を購入してしまうリスク
⑤近隣住民を選べないこと。変な人が隣人になったら売却するときも資産価値も下がるし、適性価格で売却できなければ引っ越しもできない
⑥マンションの場合、維持管理費の増加
逆にいえば、上記の理由にひっかからない人は購入を検討しても良いかもしれません。購入リスクはあるものの賃貸住宅よりも一戸建てや分譲マンションのほうが住宅の質は明らかに上ですから。私が考える、不動産を購入してもよいかなと思う人は
・地方公務員か自営業者(引っ越す必要が将来的に無い人)
・東京都心などの人気物件(売却時にすぐ買い手が見つかる/賃貸でもすぐ入居者が決まる)を購入できる富裕層
くらいですかね。引っ越す必要がない人は不動産価格が将来ゼロになっても関係ないですし、都心の人気物件を購入できる人ならば、不動産価格下落のリスクを最小限に抑えられますし、賃貸に出すときも高い賃料でも入居者はすぐに決まるでしょうから、高い維持管理費もペイできると思います。ただ、災害リスクや近隣住民のリスクはあります。普通のサラリーマンは年収からして人気物件を購入することは無理ですし、転勤/転職がありますから流動性が低く、価値が確実に下がる不動産を購入することはあまり賢い選択とは思えないです。
不動産購入するくらいなら投資信託とかソーシャルレンディングで資産運用するほうがリスクも低く抑えられますし良いと思いますよ。私は不動産はハイリスクローリターンな資産運用と感じています。
ここまで読んでみても、まだ、不動産購入を諦められないかたは以下の本を一読することをお勧めします。